海外在住!翻訳者からの手紙~トルコの断食月(後半編)~
こんにちは!コーディネーター Non です。
今日は本当に寒いですね!来週はもう12月。いよいよ冬本番です。
(以下、トルコ語翻訳者Sさん)
断食月の夕食の開始時間は「イフタル」と言われ、各地の日の入り時間になります。
そのため、東西に長いトルコでは、東のハッカリでイフタルになる時間と西のエディル
ネでの時間で約70分の差があります。
イフタルになるとモスクからアザーンが流れ、また大砲などの音で知らされます。
テレビでは各地の時間を表示し、その30分から1時間前は、イフタルに間に合わせよ
うと帰宅を急ぐ人や、パン屋にパンを買いに行く人で道路は渋滞になってしまいます。
しかも空腹でぼーっとしていたり、イライラする人もいるので、この時期、この時間帯は
やたら事故が多くなります。
アザーンが流れると、水を飲み、フルマ(ナツメヤシ)の実を口に入れ、食事を開始し
ます。朝はダヴルジュという太鼓叩きが地区を徘徊し、それが目覚まし代わりになり
ます。食事を用意し、朝のアザーンの時間までに食事をとる。今年で言うと、朝の5時
前後の時間なので、それから出勤まで一眠りする人もいます。
断食をしている人は、日中何も食べないのだから「ダイエットにいいかも」などと思う
かもしれませんが、これがまったくの逆!!
空腹の反動で満腹に食べ、寝る前にまた食べ、朝、食事をし、また寝るという繰り返
し。夕食も普段以上に品数が多かったり、豪華メニューになることが多く、断食月が
終わって痩せるどころか、太った人が増えているというのにも納得です!
さて、この約1か月間は宗教的行事であると同時に、国民的行事でもあるため、各地
でいろいろなイベントが行われる。
公園などに市主催で24時間営業のフェスティバルが立てられたり、大型ショッピング
センターでもイフタル特別メニューを用意したり、イベントを行ったりします。
(ショッピングセンターで愉快な音楽が・・・♪♪♪)
イフタルの時間になるとたくさんの人が集まり、食事をとり、そのあとにチャイを飲ん
だり、店をひやかしながら散歩したりする。とくに週末になると、家族連れが増えて
公園やショッピングセンターは大賑わいになるんですよ!!
(みんな食事に夢中!!)
(喜びの歌♪♪♪) (家族で過ごす楽しいひととき)
イスラム教徒でない私たち家族も、毎年、断食月という国民的イベントを楽しませて
もらっています。断食こそはしないけれど、イフタルの特別メニューや、イフタル渋滞、
またこの時期だけ焼かれるラマザン・ピデなど、断食月ならではの風物を目にしなが
ら、29日間を終えました。
Sさん、ありがとうございます。
その国の文化や行事を肌で感じることができる。異国で住んでいるからこそ味わえる
贅沢だと思います。
それにしても、写真の皆とても楽しそうです。
日本でも夏祭りがあるように、みんなでワイワイ過ごす文化はいつまでも大切にしてい
きたいですね。
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