タイ語の通訳
(こんにちは(みなさん)、ワールドサポートです)
こんにちわ、コーディネーターのIです。
今日は、司法関係でタイ語通訳者としてご活躍中のMさんに、通訳
のお仕事について聞いてみました。
I:Mさんがタイ語を始めたきっかけは何ですか?
M:家族でタイに転勤になってタイに行ったのですが、タイでは
英語はホテルとか飛行場とかでしか使えません。日常生活で不可
欠なタイ語を頑張って習得しました。
I:タイには何年くらい滞在なさったのですか?
M:6年です。最初はいろいろ大変なこともあったのかもしれませ
んが、タイにはのんびりしていて気持ちの大らかな人が多いので、
多少の失敗は気にしない、という感じで、快適に生活していました。
I:タイ語の仕組みについて少し教えて頂けますか?
M:はい、タイ文字はハングルのように、音声を表します。子音が
44個(内2個は、今日ではあまり使われていません)、母音は9個
ですが、それぞれ短母音、長母音があり、合計18個です。
例えば「ウ」という母音ですが、唇をすぼめたものと緩めたものの
2音あります。間違って使うと、全く違う意味になります。それに、
5種類ある声調が難しいですね。
(タイのアルファベット。文字というより絵のような可愛らしさです♪)
I:警察など司法関係の通訳を主になさっているということですが、
きっかけはなんですか?
M:タイから帰国して自分になにができるかな、と思っていた時、
新聞記事をみて、警察関係でタイ語の通訳者が求められていること
を知りました。最初から司法関係の通訳者になるつもりではなかっ
たので、その後、独学や大学に通って、法律関係の勉強をしました。
I:うわ~、頑張りましたね。通訳歴は何年になりますか?
M:12年です。
I:通訳者として大切な心構えなどはありますか?
M:警察・司法関係の通訳をする場合、まず正確な通訳が大切です
ね。また、タイ人の被疑者の方と接する機会も多いです。そんな時
は、法律用語にあまり精通していないタイの方にもわかりやすい言
葉を使うように気をつけています。とはいっても、絶対中立は大原則
で、自分の意見や感情を通訳に入れることは絶対にしてはいけな
いことだと思っています。
I:通訳者としてその他に気をつけていることはありますか?
M:そうですね、通訳業務は、初対面の方とその場限りの交流とな
ることも多いので、第一印象に気をつけています。身だしなみや立
ち振る舞い、丁寧な言葉使いなど、初めてお会いした人に良い印象
を与えることで、相手の信頼を勝ち取ることができると思います。
自分は無色透明で中立を守る人間です、ということが相手に伝われ
ば、通訳の仕事もスムーズに進みます。
I:最後に、Mさんにとって、通訳をしていて大変なことってなんで
すか?
M:適切な日本語を使うことの難しさですね。
特に法律関係の専門用語は、普段からしっかり勉強しておかないと、
いざと言う時に出てきません。日本語を磨くことは今でも私の課題
です。
Mさんは穏やかで人当たりの良い、とても素敵な方です。
態度も言葉使いも、とても丁寧です。こういう方が通訳に来てくだ
さると、相手の方も安心してお話できるんだろうな、と思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。
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